Lesson 14 ― 人称ではなく「性」で語尾が決まる
現在形では6つの語尾を覚えましたが、過去形はたった4つ。しかも人称による変化はありません。語幹に語尾を付けるだけ!
-л(男性)、-ла(女性)、-ло(中性)、-ли(複数)
不定形の「-ть」を取って、代わりに過去形の語尾を付けます。
| 男性 (м) | 女性 (ж) | 中性 (н) | 複数 (мн) | |
|---|---|---|---|---|
| чита́ть 読む |
чита́л | чита́ла | чита́ло | чита́ли |
| говори́ть 話す |
говори́л | говори́ла | говори́ло | говори́ли |
| де́лать する |
де́лал | де́лала | де́лало | де́лали |
第1活用でも第2活用でも、過去形の作り方は全く同じ。これは楽ですね!
日本語:読む → 読んだ(語尾が変わる)
ロシア語:чита́ть → чита́л(語尾が変わる)
でもロシア語には面白い特徴があります。過去形が話し手の性別を表すのです。
Я чита́л.
私は読んだ。
日本語でいえば「僕は読んだ」のニュアンス
Я чита́ла.
私は読んだ。
日本語でいえば「私は読んだわ」のニュアンス
日本語の「僕は」「私は」のように話し手の性別が分かる仕組みですが、ロシア語では動詞自体に性別が組み込まれています。
「быть」(〜である)の過去形はとても大切です。英語の「was / were」にあたります。
была́ だけアクセントが最後に移動します。
бы́л、была́、бы́ло、бы́ли — 女性形だけ特別です。覚えておきましょう。
否定は簡単。動詞の前に не を付けるだけです。