Lesson 08 ― 所有の「の」から否定・前置詞まで
日本語の「の」は「誰の?」「何の?」を表しますね。ロシア語では、持ち主のほうの語尾を変えることで同じ意味を作ります。
日本語と語順が逆なことに注目してください。日本語は「学生の本」ですが、ロシア語は「本 学生の」の順番です。
| 性 | 主格 | 生格 | 例 |
|---|---|---|---|
| 男性 | 子音 | + -а/-я | студе́нт → студе́нта |
| 女性 | -а/-я | → -ы/-и | кни́га → кни́ги |
| 中性 | -о/-е | → -а/-я | окно́ → окна́ |
男性と中性は同じ語尾(-а/-я)になります。女性だけ -ы/-и と別の形です。
生格は「の」だけでなく、いろいろな場面で登場します。
ロシア語で「〜を持っている」は特別な言い方をします。
肯定:У + 人(生格)+ есть + もの = 〜は〜を持っている
否定:У + 人(生格)+ нет + もの(生格) = 〜は〜を持っていない
否定のとき、「もの」のほうも生格に変わるのがポイントです。
これはロシア語で最も大事な表現のひとつです。日常会話で毎日使います。
「У + 人 + есть + もの」は直訳すると「〜のもとに〜がある」という意味です。日本語の「〜は〜を持っている」とは発想が違いますが、使い方はほぼ同じです。
生格を使って次の日本語をロシア語で表現してください。