Lesson 07 ― 日本語の「を」にあたる格変化を学ぼう
日本語では「を」を付けて「何をするか」を表しますね。ロシア語では、同じことを単語の語尾を変えることで表します。
「книга」(本)の語尾「-а」が「-у」に変わりました。この変化が日本語の「を」と同じ役割をしています。
変化のしかたは名詞の性によって違います。でも、パターンは少ないので安心してください。
| 性 | 主格(は) | 対格(を) | 例 |
|---|---|---|---|
| 女性 -а | -а → -у | кни́га → кни́гу | 本 |
| 女性 -я | -я → -ю | неде́ля → неде́лю | 週 |
| 男性(無生物) | 変化なし | стол → стол(机) | |
| 男性(生物) | = 生格(-а/-я) | студе́нт → студе́нта | |
| 中性 | 変化なし | окно́ → окно́(窓) | |
女性名詞だけが必ず変わります。男性と中性は(生物の男性を除けば)そのままです。まずは「女性の -а → -у」だけ覚えましょう。
男性名詞は「生きているもの」と「生きていないもの」で対格の形が変わります。
無生物(テーブル、都市など)→ 変化なし
生物(人、動物)→ 生格と同じ形(-а/-я を付ける)
日本語にも似た感覚があります。「猫がいる」「机がある」と使い分けますよね。ロシア語も生き物かどうかを気にする言語なのです。
次の動詞は「〜を…する」という形でよく使います。すべて対格を取ります。
| 動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| чита́ть | 読む | чита́ть кни́гу |
| писа́ть | 書く | писа́ть письмо́ |
| ви́деть | 見る | ви́деть дом |
| слу́шать | 聞く | слу́шать му́зыку |
| люби́ть | 好き/愛する | люби́ть ко́шку |
| знать | 知る | знать отве́т |
| понима́ть | わかる | понима́ть слово |
| де́лать | する | де́лать рабо́ту |
| есть | 食べる | есть ка́шу |
| пить | 飲む | пить во́ду |
主格の形が書いてあります。「〜を」の形に変えてください。