Lesson 03 ― すべての名詞には「性別」がある
ロシア語では、すべての名詞に「性」がついています。男性(мужско́й род)、女性(же́нский род)、中性(сре́дний род)の3つです。
「性」といっても、生き物の性別とは関係ありません。たとえば:
テーブルが男で窓が中性って変ですよね。でもこれはただの文法上の分類であって、意味とはほぼ無関係です。
日本語には助数詞がありますよね。動物は「匹」、長いものは「本」、機械は「台」。犬を「一本」とは言わないし、ペンを「一匹」とも言いません。
ロシア語の性もこれに似ています。すべての名詞が3つのグループのどれかに入っていて、周りの単語(形容詞など)がそのグループに合わせて変わります。
でも、助数詞よりずっとシンプルです。グループはたった3つだけ。しかも、単語の最後の文字を見ればほとんど判別できます。
次のルールで、ほとんどの名詞の性がわかります。
子音または-йで終わる
| стол | テーブル |
| студе́нт | 学生 |
| музе́й | 博物館 |
-аまたは-яで終わる
| кни́га | 本 |
| Росси́я | ロシア |
| маши́на | 車 |
-оまたは-еで終わる
| окно́ | 窓 |
| мо́ре | 海 |
| молоко́ | 牛乳 |
迷ったら単語の最後の一文字だけ見てください。а・я → 女性、о・е → 中性、それ以外 → 男性。これで8〜9割は正解です。
1. -ь(軟音記号)で終わる単語
男性のときと女性のときがあります。残念ながら語尾だけでは判別できないので、一つずつ覚える必要があります。
2. -а で終わるのに男性の単語
男の人を指す単語は、-а で終わっても男性です。
名詞の性がわかると、他の単語の形がわかるようになります。形容詞、過去形の動詞、代名詞はすべて名詞の性に合わせて変わります。
「新しい」を意味する形容詞は、名詞の性に合わせて語尾が変わります。
次の名詞の性を、語尾を見て判断してみてください。
男性 = м、女性 = ж、中性 = с